2025/05/18 20:11

スモークサーモンって、どれも同じに見えますか?
でも実は──
**“冷燻”には、冷凍回数という落とし穴**があります。

❌ 海外産サーモン × ダブルフローズン
1. 海外で養殖されたサーモンは、輸出前にまず冷凍
2. 日本の加工場に届いたあと、解凍して燻製加工
3. 加工後に再び冷凍し、出荷

👉 このような**2度の冷凍(ダブルフローズン)**が一般的。
解凍・再冷凍の過程で、水分が抜け、食感がパサつきやすいのが難点。

さらに、海外の多くは海面養殖や、ため水方式。
ストレスや臭みも残りやすく、非加熱の冷燻には不向き。

✅ 信州サーモン × シングルフローズン
1. 長野の清流で育てられたサーモンを、氷締めで鮮魚のまま出荷
2. 老舗燻製会社で、非加熱・冷燻製法でじっくり燻しあげる
3. そのまま冷凍 → 出荷

👉 たった1回の冷凍。鮮度・食感・旨みが段違いです。
しかも、アニサキスのリスクもゼロだから、**“鮮魚で燻す”**という芸当ができる。

冷凍回数が1回か2回か。
海水育ちか清流水育ちか。
加工前に「解凍」されているか、されていないか。

たったそれだけの違いで、スモークの香りも、旨みも、まるで別物になるんです。