2025/06/29 08:41
こんにちは、信州スモークです。
当店の看板商品「浅間薫鮭(あさまくんけい)」に使われている浅間サーモン。
…実は、長野県民ですらその名を知らない“幻のサーモン”なのです。
🏔 養殖は、長野県佐久市のたった一ヶ所。知る人ぞ知る希少魚。
浅間サーモンは、長野県佐久市の標高800mを超える冷涼地で、ただ1ヶ所の養殖場のみで生産されている特別なニジマスです。
その生まれは、ニジマスの“三倍体”。
「三倍体」とは、本来2本で構成されている染色体を、受精卵段階で人為的に3本にした、いわば“繁殖しない魚”。
その最大の特徴は、卵にエネルギーを使わない=身に全力を注ぐこと。
成長の後半でも痩せることがなく、筋肉に脂がしっかりと乗り、味・食感・見た目のすべてが安定して極上になるのです。
通常のニジマスとは異なり、旬を選ばず、年間を通して旨みがのった魚体が確保できる。
これが、三倍体=高級ブランド養殖魚の所以。
実際、この三倍体技術は「信州サーモン」「ヤシオマス」「銀河サーモン」など、各地のプレミアムサーモンにも使われており、現在の国産ブランドサーモンの裏側にはこの“技術”があると言っても過言ではありません。
🐟 現時点での取り扱いは、ほぼ「信州スモーク」だけ。
浅間サーモンの最大の特徴はその「希少性」。
まだ生産量がごくわずかで、市場への流通はほとんどなく、現在この魚を使って燻製商品として販売しているのは「信州スモーク」のみです。
私たち自身も、直接養殖場を訪ね、生育環境・エサ・サイズごとの味の変化を自分たちの舌で確認してから商品化しています。
🔥 浅間サーモンの脂を、桜チップで「冷燻」するということ。
浅間サーモンは、信州サーモンに比べて脂質含有量が約4倍(信州:約7%、浅間:約27%)とも言われるほどの**“とろける脂の乗り”**が魅力。
この脂を生かすために選んだ製法が、**長時間の「冷燻製」**です。
冷燻製は、いわゆる「焼かない」燻製。
10~20℃の低温で、数日かけて香りを移す、非常に手間と時間のかかる製法です。
なぜ冷燻か。
それは、熱を加えずに脂の香りを生かすため。
加熱してしまえば、脂は流れ出し、タンパクは固まり、食感も変わる。
私たちはその繊細な脂の層を、まるで刺身のような「とろり感」として残したかったのです。
🍶「刺身ではない」「スモークでもない」…新しい“第三の食感”。
完成した「浅間薫鮭」を口にすると、誰もが一瞬、戸惑います。
「…え、これスモークサーモン? いや、刺身…?」
それは、どちらでもあり、どちらでもない。
まるで生ハムのようにとろけて、かつ魚の旨みがしっかりある。
スモークの香りは穏やかで、後味は信じられないほどクリア。
ここに、私たちの追求した“第三のサーモン体験”があります。
🎁 初回限定・食べ比べセットもご用意しています。
現在、「浅間薫鮭」と「信州薫鮭(信州サーモン使用)」をセットにした【初回限定・食べ比べセット】をご用意しています。
同じ冷燻製でも、素材が変わると驚くほど風味も口どけも変わります。
ぜひ一度、“サーモンとは思えない新食感”をご体験ください。
▶ ご購入はこちら → [食べ比べセット]
信州の水、職人の手間、サイエンスの融合が生んだ“贅沢な一切れ”
「浅間薫鮭」は、自然と科学、そして手間のすべてを注ぎ込んだ逸品です。
食卓に、キャンプに、贈り物に。
信州の自然と、職人の手間が育んだ“贅沢な一切れ”。 ぜひ一度、味わってみてください。